脳神経外科

 脳血管障害の治療は、予防が大事です。MRI・CT検査を実施し、専門医が疾患の有無や疾患の問題点について説明します。他に以下の検査があります。MRAによる脳血管検査・頚部エコー検査・CT血管撮影・Xe-CTによる脳血流検査など。
 それら検査結果を踏まえ、問題のある所見を認めた時には生活指導・治療・今後の治療計画について説明します。
 脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)の方における基本的な治療方針は、
脳梗塞:CT・MRI検査から出血ではない事を確認し、抗血栓療法を行います。頚動脈が高度狭窄(70%以上)の場合は、内膜剥離術を行っています。
脳出血:重症例では、開頭術による血腫除去術を施行。症状が軽快せず遷延する場合、定位的脳内血腫除去術を施行します。
くも膜下出血:発症当日に血管撮影を行い、動脈瘤が判明したときは根治術を施行します。その後、脳血管レン縮が発生した方には、血管内治療による血管拡張術や薬物治療などを施行します。
脳腫瘍:摘出術が基本です。血管内治療による塞栓術を施行後、摘出術を施行する場合もあります。

循環器科

人口の高齢化に伴い、循環器疾患(高血圧、虚血性心疾患、心不全、不整脈など)は増加傾向にあります。当科は練馬区・西東京市・新座市の循環器病センターとしての機能を担えるように日々努力しています。とくに、心筋梗塞や狭心症については、最新の診断・治療を実践しています。心臓カテーテルは撓骨動脈(手首の動脈)から行うことを原則とし、早期退院・早期社会復帰に貢献しています。(検査は一泊二日の入院です。)さらに、24時間、いつでも急患を受け入れる体制を整えています。

内科

 内科といってもその範囲は広く、比較的頻度の高い疾患から、より専門性の高い難病までさまざまな疾患を対象としている診療科です。
 具体的には、糖尿病、高脂血症、高血圧といった生活習慣病をはじめとして、老年期医療、代謝・内分泌疾患、腎疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、血液疾患などがあげられます。
 専門のはっきりしない、どの科にかかればよいか分からない患者さんを診療する総合内科的な役割も果たしています。専門治療が必要な患者さんは専門外来をご紹介いたします。

消化器科

 腹部エコー、CTスキャン、MRIによる画像診断を行っています。
 上部消化管では胃カメラによる胃潰瘍や胃癌の診断、胃ポリープの摘出などを行っています。下部消化管では、大腸ファイバーによる様々な疾患の診断や、大腸ポリープの摘出を行っています。

呼吸器内科

 気管支喘息・肺気腫・肺感染症(肺炎)・肺癌・間質性肺炎などが主な守備範囲です。慢性疾患も多いので、患者様との信頼関係を大切にしながら診療を行っております。
 喘息発作の患者さんに対する点滴治療も、24時間受け付けています。

外科

外科部長 医師 高濱龍彦
出身大学
  東京大学・昭和48年卒
専門分野
  肝胆膵外科、食道外科、消化器外科
外来診療
  月曜日・水曜日・金曜日 午前
主な経歴
昭和48年 東京大学医学部附属病院 臨床研修医
昭和53年 東京大学医学部附属病院 第二外科文部教官助手
昭和57年 東京大学医学部附属病院 胸部外科文部教官助手
昭和61年 埼玉医科大学総合医療センター 第一外科講師
昭和62年 東京大学医学部 胸部外科講師
平成 6年 埼玉医科大学総合医療センター 第一外科助教授
平成21年 千葉西総合病院 消化器外科部長
      消化器病センター長
平成27年 明理会中央総合病院
平成30年 保谷厚生病院 外科部長
認定資格
医学博士
外国医師高等臨床修練 指導医
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
消化器がん外科治療 認定医
日本胸部外科学会 指導医
心臓血管外科 専門医
日本肝胆膵外科学会 評議員
日本臨床外科学会 評議員
日本人工臓器外科学会 特別会員
アメリカ人工臓器学会(ASAIO)正会員
ヨーロッパ研究外科学会(ESSR)正会員
日本肝臓学会 認定医
日本消化器病学会 認定医
所属学会
日本外科学会/日本消化器外科学会
日本胸部外科学会/日本肝胆膵外科学会
日本臨床外科学会/日本人工臓器学会
日本肝臓学会/日本消化器病学会
日本乳癌学会
診療内容
膵臓癌、胆管癌、肝臓癌、食道癌、胃癌、大腸癌、直腸癌などの消化器癌手術を中心に、胆石症などの各種胆道良性疾患、消化菅出血、潰瘍性大腸炎など消化器良性疾患まで、幅広く消化器疾患の外科治療に取り組んでいます。                 
コメント
「血管外科的技法を応用した近代的消化器外科の確立」、「消化器癌手術の限界に挑戦」 を旗印に、門脈、肝動脈に浸潤した膵臓癌、胆嚢癌、肝門部胆管癌に対して 血管合併切除、血行再建を積極的に施行し、難治性肝胆膵進行癌に対して 切除率の向上、手術の合理性追求、遠隔成績の向上を目指しております。 従来、多くの施設で切除困難とされてきた門脈浸潤を伴う進行膵臓癌 においても、門脈合併切除を伴う完全切除、再建により、5年生存、永久治癒例も出てくるようになりました。
 最近6年間の膵臓癌の切除率は90%に達するようになってまいりました。
 直腸癌骨盤内広範侵潤例に対する骨盤内臓器全摘手術にも積極的に取り組んでおり 満足すべき成績を得ています。 消化器癌手術例、血管外科手術例など8,000例を超える豊富な手術経験を生かし、 最高水準の医療機器、医療技術を駆使して、単なるマニュアル、ガイドラインの後追いをするのではなく、 患者様一人一人、個別の問題として「外科医として何をなし得るか」を限界まで追求し、 最善の治療を提供すべく、日夜、消化器外科臨床に取り組んでいます。
手術実績
(前任地での平成25年手術症例)
肝胆膵疾患
  膵頭十二指腸切除術ーーーーーーーーーー24例  
  うち、門脈合併切除症例ーーーーーーーー13例
  拡大肝右(左)葉切除術ーーーーーーーー42例
  肝門部胆管癌手術ーーーーーーーーーーーー4例
  胆嚢癌手術ーーーーーーーーーーーーーーー2例
  開腹、胆嚢摘出、総胆管切開術ーーーーー27例
  (うち、レンメル症候群などに
  経十二指腸乳頭形成術施行例)ーーーーーー3例
  腹腔鏡下胆嚢摘出術(ラバコレ)ーーーー82例
急性腹症
  腸閉塞(イレウス)ーーーーーーーーーー26例
  消化管穿孔ーーーーーーーーーーーーーー11例
  非閉塞性上腸間膜動脈虚血、
  小腸壊死(NOMI)ーーーーーーーーーーーー3例
上部消化管疾患
  胸部食道癌手術
 (開胸開腹、頸部切開)ーーーーーーーーー14例
  頸部食道癌手術
 (咽頭全摘、永久気管瘻造設)ーーーーーーー2例
  胃全摘ーーーーーーーーーーーーーーーー40例
  幽門側胃切除、噴門側胃切除ーーーーーー52例
  腹腔鏡下胃切除術(ラパマーゲン)ーーーー8例
下部消化管疾患
  直腸癌、腹会陰式直腸切断術(Miles手術)26 例
  (うち経仙骨式直腸切除)ーーーーーーーー2例
  直腸癌、骨盤内臓器全摘術、回腸導管造設ー3例
  大腸癌右半、横行結腸、左半切除術ーーー26例
  大腸癌、腹腔鏡下切除術(ラバコロン)ー61例
  中毒性巨大潰瘍性大腸炎ーーーーーーーーー3例
外科診療スタッフ
  高濱龍彦(東京大学医学部卒) 外科主任部長
  松本淳(防衛医科大学医学部卒) 外科部長
  金井福栄(東京大学医学部卒)
  亀谷雄一郎(東海大学医学部卒)
  鈴木 毅(昭和大学医学部卒)

泌尿器科

 泌尿器科一般の診察・治療を行っています。

人工透析(外来・入院)

 腎機能障害に対する診断・治療、慢性腎不全症例に対しては内シャント手術・血液透析加療を施行しています。透析導入から通院可能な入院透析まで行っています。
 診療科が多いので、通院不可能な合併症を起こした場合は、入院の上、種々の加療が可能です。

整形外科

 人口の高齢化に伴い、大腿骨頚部骨折が増加しており、それに対する人工骨頭置換術やCHSを中心に行っています。その他、外傷による四肢の骨折の手術をしています。

放射線科

 上部・下部消化管造影に加え高速マルチスライスCT・1.5テスラMRI・デジタル血管造影装置を完備し、24時間体制で高画質な画像診断及びインターベンショナル・ラジオロジー(血管内治療)を提供しています。腹部血管造影も行っています。
 CT、MRIの予約も受け付けています。

眼科

 視野検査等や各種検査を行い、白内障・緑内障・糖尿病慢性網膜症など様々な疾患のフォローを行っています。

リハビリ

 手術後の機能回復を目的とした筋力、間接可動域の増強訓練を中心に、頚椎・腰椎疾患に対する牽引治療や温熱治療を行っています。